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飲食店のLINE会員証|モバイルオーダーと会員証を1つにまとめ、リピートにつなげる

RESTAURANTORDER × MEMBERSHIP IN ONE

飲食店のLINE会員証 ─ モバイルオーダーと会員証を1つにまとめ、リピートにつなげる

登録は一度で済む その場登録の壁を越える 低頻度をリピートへ

あるカフェの店長さんと話していて、こんな話になりました。席から注文できるモバイルオーダーを入れ、会員証とポイントも始めた。ところがそれぞれが別のLINEアカウントになっていて、お客様は席に着くたびに「オーダー用」と「会員証用」を両方友だち追加させられる。二度目からは面倒がられて、結局どちらも使われない──。飲食店のデジタル化は、機能を足すほど入り口が増えて、かえってお客様を遠ざけてしまうことがあります。

この記事は、飲食店に絞ってLINE会員証の使いどころを整理します。会員証そのものの一般論や、なぜアプリよりLINEが向くのかといった話は他の記事にゆずり、ここでは飲食店だからこそぶつかる4つの壁──モバイルオーダーとの統合、その場で登録が決まりにくいこと、割引目当ての即ブロック、そして年に数回しか来ない客層をどうリピートに変えるか──に的を絞ります。カフェ・居酒屋・レストランなど、席で注文を受けるお店を想定して書きます。

ONE ACCOUNT

モバイルオーダーと会員証を、一つのLINEにまとめる

飲食店でいちばん効くのは、この一手です。モバイルオーダー・会員証・共通ポイントを別々のLINEアカウントに分けてしまうと、お客様は用途ごとに何度も友だち追加を求められます。注文したいだけなのに会員登録の画面が挟まる、会員証を出したいのにオーダー用のアカウントしか友だちになっていない、といった食い違いが毎回起きます。これを一つのアカウントに統合すれば、LINEの登録もオーダーも一度で済み、同じ画面から注文も会員証提示もできるようになります。入り口が一本になるだけで、使われ方がまるで変わります。

別々のアカウントに分ける
お客様の登録用途ごとに何度も
注文と会員証画面が別々
運用アカウントが増えて重い

オーダー用・会員証用・ポイント用と分かれていると、席に着くたびに追加を求められ、二度目からは避けられます。届けたい配信もアカウントごとに分散します。

一つのアカウントに統合する
お客様の登録一度で済む
注文と会員証同じ画面から
運用入り口が一本

友だち追加のひと手間で、注文も会員証もポイントも同じLINEの中。配信先も一つにまとまり、来店を促すメッセージが会員全体に届きます。

統合しておくと、リッチメニューの一等地から「注文する」「会員証を出す」「クーポン」へまっすぐ飛べます。お客様にとっては迷う先が減り、お店にとっては配信の宛先が一つにそろう。機能を足すほど入り口が散らかるという飲食デジタル化の落とし穴を、最初の設計で避けられます。

WALL

飲食店は「その場登録」が決まりにくい

FIELD ─ 飲食の店頭で起きていること

注文・着席の流れ 登録の一手間が挟みにくい

登録の動機    「その場で会計オフ」など即時の得が要る

読ませる場所   席から/レジ横ですぐ読める導線

※ 飲食は物販ほど「レジで一枚どうぞ」が通りにくい業態。動機と導線の両方をそろえて初めて登録が回る。

飲食店はその場での会員登録が決まりにくい業種です。カウンターでQRを見せても、注文や着席のあわただしい流れの中では、登録という一手間がなかなか挟まりません。お客様は料理を待っているか、会計を急いでいるかのどちらかで、「あとで登録します」で流れてしまいます。物販のように「レジで一枚お作りしますね」がそのまま通る場面が、飲食には少ないのです。だからこそ、登録が決まる条件を店側で用意する必要があります。

条件は二つです。ひとつは登録の動機。「友だち追加でこの場の会計が割引に」といった、その場で得だと分かる特典があると、待ち時間に指が動きます。もうひとつは導線。席に置いたテーブルPOPのQR、卓上の呼び出しベルの脇、レジ横の手が届く位置に、読み取り先を分けて置いておく。注文を待つあいだに席から読める場所と、会計のときにレジ横で読める場所、その両方があると、どちらかのタイミングで登録が入ります。動機と導線の二つがそろって初めて、その場登録は回り始めます。

BLOCK

「割引目当て」で終わらせない配信設計

その場登録を増やそうと特典で釣ると、次の壁が来ます。公式アカウントは、登録した直後にブロックされることが少なくありません。「登録すれば会計オフ」に釣られて割引だけ受け取り、その場でブロックして去る人が一定数出ます。飲食の割引はその日その場で完結してしまうので、他の業種より離脱が早い傾向すらあります。特典で母数を集めること自体は正解ですが、集めた人に残ってもらう設計をセットにしないと、ざるで水をすくうことになります。

残ってもらう鍵は、配信の中身です。お得情報だけを送り続けると「クーポンが来るだけのうるさいアカウント」になり、必要なとき以外はブロックされます。そうではなく、来店のきっかけそのものを届けること。新メニューや今日のおすすめ、季節の限定、仕込みや産地の話といった、読んで店を思い出せる内容を織り交ぜます。割引はそのうちの一回であって、毎回ではない。お得だけでなく「また行きたい」を思い出させる配信にできると、登録直後のブロックが減り、集めた母数がそのまま来店につながっていきます。飲食は年に一、二回しか来ない客層が厚い業態なので、この一通が次の来店の引き金になります。

LEAD

席から・レジ横から登録してもらう導線の作り方

1

入り口を一つに決める

注文・会員証・ポイントを同じLINEアカウントに寄せ、友だち追加のQRを一種類にします。お客様が読む先を一つにするだけで、迷いと二度手間が消えます。

2

登録の動機を用意する

「友だち追加でこの会計が割引」「次回のドリンク一杯」など、その場で得と分かる特典を一つ。特典は入り口であって、残ってもらう工夫は次以降の配信で担います。

3

席とレジ横の両方に置く

卓上POPで注文待ちのあいだに席から読めるようにし、レジ横にも手の届くQRを置きます。着席時と会計時、二つのタイミングを取りこぼしません。

4

会計時にひと声かける

POSで会員かどうかは提示で分かります。未登録の方にだけ「LINEで次回から使えます」と一声。押しつけず、特典と一緒に案内するのがコツです。

5

来店のきっかけを配信する

登録後は、新メニューや季節の一品など「また行きたい」を思い出せる配信を続けます。割引はその中の一回。これで直後のブロックを抑えます。

この五つは、どれも大がかりな仕組みは要りません。卓上POPと一種類のQR、そして会計時のひと声。設備ではなく、置き場所と声かけの設計で登録は増えていきます。席で注文を待つ数分と、会計を待つ数十秒。この二つの「手が空く時間」を狙って読ませるのが、飲食での会員集めの勘どころです。

FIT

個店の飲食店に、どんな形が向くか

GUIDE飲食店での会員証の持ち方
会員アプリを一から開発する大規模チェーン向け

席からの注文や決済まで作り込んだ会員アプリは、専用開発になると規模によっては数百万円という桁も珍しくありません。個店がそこまでかけると重く、そもそもアプリは開かれにくい。個店はLINEでシンプルに会員を管理するほうが現実的です。

集客はGoogleと会員(LINE)の両輪◯ 個店に向く

店探しの入り口は、飲食店では調査上Googleが一位で、グルメサイトを上回ります。初めての一人はGoogleで呼び、来てくれた人をLINE会員にして通う理由をつくる。新規はGoogle、再来はLINEという役割分担が、個店には無理がありません。

複数業態は一つに集約して切り替える◯ ドミナントに向く

同じエリアで何店舗も持つ場合、業態ごとにアカウントを分けると全部が有料になり運用も重くなります。一つのアカウントに集約し、リッチメニューで店舗や業態を切り替える形にすると、費用も手間も一本にまとまります。

たまに行くカフェのアプリを思い出してください。通知がたまったまま開かれず、席から注文できるはずの機能も「やり方を調べるほうが面倒」で結局使われない。これは多くの人の実感で、経営する側も自分の財布では同じことをしています。だからこそ、日常で毎日開くLINEに会員証を載せ、注文もポイントもその中で完結させる。開発費をかけて開かれないものを作るより、開かれる場所にシンプルに置くほうが、個店の飲食にはよほど効きます。仕組みの詳細はL会員証のサービスページにまとめています。

FAQ

よくある質問

Qモバイルオーダーと会員証は、一つのLINEにまとめられますか。

まとめられることが大半です。オーダー・会員証・ポイントを別々のアカウントに分けると、お客様は用途ごとに何度も友だち追加が要りますが、一つに統合すればLINE登録も注文も一度で済み、同じ画面から会員証提示までできます。入り口が一本になるぶん、使われ方が安定します。

Q飲食店は、その場での会員登録が決まりにくいと聞きます。

実際、注文や着席の流れの中では登録の一手間が挟みにくい業態です。対策は二つ。友だち追加でその場の会計が割引になるといった即時の動機を用意することと、席から読めるテーブルPOPとレジ横のQRという導線を分けて置くことです。動機と導線がそろうと登録が回り始めます。

Q割引目当てで登録して、すぐブロックされませんか。

一定数は起こります。特典で母数を集めるのは正解ですが、集めた人に残ってもらう配信をセットにすることが大切です。お得情報だけでなく、新メニューや季節の一品など来店のきっかけになる内容を織り交ぜると、登録直後のブロックが減り、次の来店につながります。

Q年に数回しか来ない客層を、リピートに変えられますか。

飲食は低頻度の客層が厚い業態です。会員にしておけば、思い出してもらうための一通を届けられます。忘れられて途切れるのを、配信で引き止める。「また行きたい」を思い出せる内容を送り続けることが、低頻度をリピートに変える近道です。

Q会員アプリを作ったほうが、機能は充実しますか。

機能は作り込めますが、専用開発は規模によって数百万円の桁になり、そのうえアプリは開かれにくいという弱点が残ります。個店なら、毎日開くLINEに会員証と注文を載せてシンプルに管理するほうが現実的です。大手チェーンと同じ土俵で戦う必要はありません。

Q複数の業態を経営しています。アカウントは分けるべきですか。

分けると業態ごとに有料になり、運用も重くなります。一つのアカウントに集約し、リッチメニューで店舗や業態を切り替える形にすると、費用も手間も一本にまとまります。集客はGoogleで新規を呼び、来た人をLINE会員にして再来につなげる両輪で考えると回しやすくなります。

SUMMARY

入り口を一本にして、忘れられない店になる

飲食店のLINE会員証は、機能を足すことより入り口を一本にまとめることから始まります。モバイルオーダー・会員証・ポイントを一つのアカウントに統合すれば、登録も注文も一度で済む。飲食はその場登録が決まりにくい業態なので、即時の特典という動機と、席・レジ横の導線をそろえる。割引だけで去られないよう、来店のきっかけになる配信を続ける。年に数回の客層を思い出させ、リピートに変える──この一連が、個店の飲食にいちばん無理のない形です。

いまお使いのPOSやモバイルオーダーの種類と、会員証で実現したいこと(登録を増やしたい、リピートを増やしたい、複数店をまとめたい、など)を教えていただければ、一つのアカウントにどうまとめるかをその場でお答えします。飲食店ならではの導線設計もあわせてご相談いただけます。仕組みはL会員証のサービスページにまとめています。大きな投資を決める前に、まず入り口を一本にする形だけ描いておくと、判断が早くなります。飲食に限らない基本の仕組みは、LINE会員証とは何かの記事にまとめています。

お使いのPOSやモバイルオーダーを教えていただければ、会員証を一つのLINEにまとめる形を無料でお答えします。
飲食店での登録の増やし方・配信設計のご相談も承ります。

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