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レジがバラバラでも共通ポイントは貯められる|POS連携に頼らず「会員証側で貯める」という選択

COMMON POINTONE CARD ACROSS DIFFERENT REGISTERS

レジがバラバラでも、共通ポイントは貯められる ─ POS連携に頼らず「会員証側で貯める」という選択

ポイントは「1枚のカード」 レジが揃うか否かで選ぶ 会員証側なら工事ゼロ

肉屋と、カフェと、雑貨店。業態のちがうお店を何軒か営むオーナーさんから、「どのお店で買っても同じポイントが貯まるようにしたい」というご相談をいただくことがあります。ところが各店のレジを見てみると、メーカーはバラバラ、店によってはそもそもレジらしい機械が置いていない。それでも共通ポイントは可能です。ポイントの正体は、実はレジの中の機能ではなく、お客様が持ち歩く1枚のカードです。

この記事では、レジが店ごとにバラバラだったり、そもそも業態のちがうお店をいくつも営んでいたりする場合に、それでも全店で共通のポイントを貯める方法を整理します。ポイントには大きく2つの作り方があります。レジと連携して貯める方法と、レジとは切り離して会員証システム側で貯める方法です。どちらが正解ということはなく、お店の状況で向き不向きが分かれます。小売・飲食・サロン・温浴など、複数店舗や多業態でポイントを共通化したいお店を想定していますが、考え方はどの業種でも同じです。読み終えたときに、自分のお店はどちらの方法が向いているか、判断がつく状態を目指します。

CARD

ポイントは「レジの機能」ではなく「1枚のカード」

共通ポイントがうまく組めない、と感じるとき、その多くは「ポイント=レジの機能」という思い込みが出発点になっています。レジの機能だと考えると、店ごとにレジが違えば当然ポイントも別々、全部そろえるには各店のレジを裏で配線でつなぎ合わせて……と、話がどんどん大がかりになっていきます。でも、薬局でもらう「お薬手帳」を思い出してください。お薬手帳は、薬局ごとに中の仕組み(レジや調剤のシステム)がまったく違っても、患者さんが持つ1冊の手帳にシールが貼られていきます。記録は、各店の機械の中ではなく、お客様が持つ1つの台帳に貯まっていく。この「お客様側に台帳を持たせる」という発想に切り替えると、レジのちがいは問題ではなくなります。

MINDSET ─ ポイントをどう捉えるかで、話は変わる

ポイント=レジの機能 → 店やメーカーごとに分断・全店つなぐ工事が必要

ポイント=1枚の会員証 → レジ不問・読み取るだけで貯まる

※台帳をお客様側に持たせる=デジタル化した共通スタンプカード。レジの種類にしばられない。

今回ご紹介する「会員証側で貯める」方法は、まさにこの考え方をそのまま形にしたものです。お客様はLINEの会員証を1枚持ち、お会計のときにスタッフがそれを読み取る。ポイントは各店のレジではなく、会員証システムの側にまとめて記録されていきます。言ってみれば、アナログのカードを、そっくりデジタルに置き換えただけ。仕組みとしてはとても素直で、だからこそレジの事情に振り回されずに済みます。

2 WAYS

どちらで貯めるかは、レジが揃っているかで決まる

では、実際にどちらの方法で貯めるか。判断の分かれ目は、ひとつだけです。お店のレジ(POS)が全店で統一されているかどうか。全店が同じレジ・POSでそろっていて、そのレジにポイント機能があるなら、レジと連携して貯めるのが自然です。会計と同時にポイントが付き、残高もレジ側で一元管理できます。この場合、わざわざ別の仕組みを足す必要はありません。一方で、店ごとにレジのメーカーが違ったり、業態がちがってレジの有無までバラバラだったり、というときは、レジ連携でそろえようとすると各店の事情に振り回されます。このときこそ、レジとは切り離して会員証システム側で貯めるほうが、ずっと素直に組めます。

レジが全店そろっている
向いている方法レジ連携で貯める
ポイント付与会計と同時に自動
残高の管理レジ側で一元

全店が同じレジ・POSで、ポイント機能もある。この場合はレジ連携がいちばん自然です。会計と同時に貯まり、無理に別の仕組みを足す必要はありません。

レジがバラバラ・多業態
向いている方法会員証側で貯める
ポイント付与会計時に会員証を読む
残高の管理会員証システムで一元

店ごとにレジが違う、そもそも業態がちがう。この場合はレジをそろえようとせず、会員証側にポイントを持たせると、どの店でも同じ1枚で貯められます。

大事なのは、これは優劣ではなく相性の話だということです。どちらの方法でも「全店共通のポイント」は実現できます。レジがそろっているのにわざわざ会員証側で貯めれば、スタッフの手間が増えるだけですし、逆にレジがバラバラなのにレジ連携にこだわると、各店のレジ改修や連携の費用がかさんでいきます。だからこそ、最初に「うちのレジはそろっているか、バラバラか」を見極めるのが、遠回りしないコツです。以降は、後者の「会員証側で貯める」方法を、もう少し具体的に見ていきます。

HOW

「会員証側で貯める」仕組みは、拍子抜けするほど単純

会員証側で貯める方法は、身構えるほど複雑ではありません。お客様はLINEの会員証(バーコード)を1枚持ち、お会計のときにスタッフがそれを読み取る。読み取った金額に応じたポイントが、会員証にひもづけて貯まっていきます。ポイントの残高はすべて会員証システム側でまとめて管理され、レジは一切関係しません。だから、A店が最新のPOS、B店が古い金銭登録機、C店はレジすら置いていなくても、同じ1枚の会員証で、どの店でも同じようにポイントが貯まります。新しくお店が加わっても、そのお店に用意するのは「会員証を読み取るスキャナー(またはスマホ)」だけ。レジの改修も、店どうしをつなぐ工事も要りません。

1

お客様は会員証を1枚持つ

LINEの友だち追加で会員証(バーコード)を発行します。全店で共通の1枚。財布のスタンプカードが、スマホの中に入ったイメージです。

2

会計時に会員証を読み取る

スタッフが専用のスキャナーやスマホのカメラで、会員証のバーコードを読み取ります。レジ操作とは別の、独立したひと動作。スタンプを押すのと同じ感覚です。

3

会員証にポイントが貯まる

金額に応じたポイントが、会員証システム側に記録されます。残高は、お客様が会員証を開けばいつでも確認できます。レジの中ではなく、お客様の会員証に貯まっていきます。

4

どの店でも、同じ1枚

別のお店に行っても同じ会員証。貯めるのも使うのも全店共通です。各店のレジがどんな機械かは問わないので、業態が混ざっていても同じ1枚でまわせます。

ANY REGISTER ─ 3店それぞれレジが違っても、会員証は1枚

A店:最新のPOS  → 会員証を読み取り 付与

B店:古い登録機  → 会員証を読み取り 付与

C店:レジは無し  → 会員証を読み取り 付与

※レジの種類にかかわらず、同じ1枚の会員証にポイントが貯まる。貯める店・使う店も選ばない。

TRADE-OFF

割り切っておくこと

いいことばかり、ではありません。レジと切り離すぶん、割り切っておくことがあります。いちばん大きいのは、ポイントの付与が「会計と全自動」にはならないこと。会計金額に応じてスタッフが会員証を読み取る、というひと手間が入ります。とはいえ、これは昔のスタンプカードで「はんこを押す」のと同じで、レジ横でバーコードを1回読むだけ。慣れれば数秒の操作です。むしろ、レジがバラバラなお店にとっては、全店のレジを改修して連携させる大工事を避けられるぶん、現場の負担はずっと小さく収まります。それぞれのレジは、これまでどおり会計に専念すればよく、ポイントの共通化は会員証システムが受け持つ——という役割分担です。どちらが上ということではなく、それぞれの得意なことを持ち寄る形だと考えると、しっくりきます。

TRADE-OFF会員証側で貯める ─ 割り切りと、その代わりに得られること
ポイント付与に「ひと手間」が入る読み取り1回

会計と全自動ではなく、スタッフが会員証を1回読み取ります。スタンプを押すのと同じ、数秒の操作。ここだけは割り切りが要ります。

レジの改修・連携工事は要らない工事ゼロ

各店のレジには手を入れません。メーカーがバラバラでも、レジのない店でも、そのまま共通ポイントに乗れます。

店が増えても、同じ型で足すだけ読み取り機1台

新しい店に用意するのは会員証の読み取り機だけ。店どうしをつなぐ必要がないので、加盟店を増やすのも簡単です。

FAQ

よくある質問

Qレジがバラバラでも、本当に共通ポイントを貯められますか。

貯められます。ポイントをレジではなく会員証システム側に持たせるので、各店のレジの種類は問いません。会計のときに会員証のバーコードを1回読み取れば、どの店でも同じ会員証にポイントが貯まります。レジのない店でも同じです。

Qレジが全店そろっている場合も、この方法がいいのですか。

その場合はレジ連携のほうが自然です。全店が同じレジ・POSで、ポイント機能もあるなら、会計と同時に自動でポイントが付くレジのポイントが向いています。会員証側で貯める方法は、レジがバラバラだったり、業態がちがってレジの有無もそろわなかったりするお店に向いた選択肢です。どちらも共通ポイントは実現できるので、優劣ではなく相性で選びます。

Q会計と同時に自動でポイントが付かないのは、不便では?

スタッフが会員証を1回読み取るひと手間は入りますが、レジ横でバーコードを1回読むだけの数秒の操作です。昔ながらのスタンプカードではんこを押すのと同じ感覚と考えてください。そのぶん、全店のレジを改修してつなぐ大がかりな工事が要らないので、トータルではむしろ手軽に始められます。

Q業態がちがうお店どうしでも、同じポイントで大丈夫ですか。

大丈夫です。ポイントは会員証システム側で一元管理するので、飲食・カフェ・物販のように業態が混ざっていても、同じ1枚の会員証で貯めて、どの店でも使えます。必要なら、業態や店舗ごとに付与のルール(率や期間限定のキャンペーン)を変えることもできます。

Qあとから店舗を追加できますか。

できます。新しいお店に会員証の読み取り機(専用スキャナーやスマホ)を用意するだけで、同じ共通ポイントに乗せられます。店どうしをレジでつなぐ必要がないので、加盟店を増やすのも手軽です。

Q貯めたポイントは、どの店でも使えますか。

使えます。残高は会員証システムで全店共通に管理しているので、A店で貯めたポイントをB店で使う、といったことができます。使うときも、会計時に会員証を読み取るだけです。

SUMMARY

共通スタンプカードを、そのままデジタルに

レジがバラバラでも、業態がいくつも混ざっていても、共通ポイントは貯められます。カギは、ポイントを「レジの機能」ではなく「お客様が持つ1枚の会員証」として捉えること。レジが全店そろっているならレジ連携が自然ですが、バラバラだったりレジのない店があったりするなら、レジとは切り離して会員証システム側で貯めるのが素直です。お客様は1枚の会員証を持ち、会計時にスタッフがそれを読み取るだけ。各店のレジには手を入れず、店が増えても読み取り機を1台足すだけで済みます。昔ながらの共通スタンプカードを、そのままデジタルに置き換えた——そう考えると、いちばん腑に落ちるかもしれません。

いま何店舗を、どんな業態で営まれているか、各店のレジがそろっているかバラバラか——このあたりを教えていただければ、レジ連携と会員証側、どちらの方法が向いているかをその場でお答えします。多店舗での会員証そのものの統一(アカウントや会員番号のまとめ方)についてはL会員証のサービスページにもまとめています。レジの事情がお店ごとにちがっても、共通ポイントはあきらめなくて大丈夫です。共通ポイント以前の、会員証そのものの基本はこちらの記事にまとめました。

店舗数と業態、各店のレジがそろっているかバラバラかを教えていただければ、レジ連携と会員証側のどちらが向いているかを無料でお答えします。
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