Google広告とGA4の連携では直帰率、平均滞在時間などの指標は管理画面で表示できない

昨年から今年の8月31日までにかけて、最もメジャーなアクセス解析ツールであるGoogle アナリティクス関連の話題が多くございました。

この記事を書いている2023年9月29日の段階では、サイト管理者の方は一通りサイトのアクセス解析ツールの移行が完了している状態だと思います。

ただ、旧バージョンであるユニバーサルアナリティクスには存在していて、GA4には存在しない機能というのも少なからずございます。

そもそも、この2つのアクセス解析ツールは計測の仕様が大きく異なります。

たとえば、Google広告では以前のユニバーサルアナリティクス(以下 UAと表記)とGoogle広告を連携し、Google広告の管理画面上で、UAで取得しているデータである以下のような指標を表示することができました。

  • 直帰率
  • 平均セッション継続時間
  • 新規ユーザー数

この機能がGA4との連携では、Google広告管理画面上で表示されません。

仮に現在Google広告管理画面で表示されている直帰率などの指標があるとすると、それはUAとの連携で表示されている値になります。

しかし、ご存知のとおりUAは計測が終了しているので直帰率などの値が表示されていても、8月31日以降は信頼できる数値にはなりません。

この点も注意しておきたいところですね。

上記のような数値を確認する場合はGA4でレポートを作成するか、データポータルでGoogle広告の指標とGA4のデータソースを両方表示して値をモニタリングする、というのがシンプルで良いでしょう。

今日はちょっとしたTipsですが、以上になります。