最終ページ URL さえあれば、あとは広告アカウントが自動的に最適化してくれる未来

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ここ最近はGoogle広告の中でもパフォーマンスマックス、(通称:P-MAX)というキャンペーンで成果を上げているアカウントもだいぶ増えてきた印象があります。

弊社にて運用させていただいているアカウントの中でも検索やディスプレイ、動画広告などと併用してP-MAXのキャンペーンを配信することで驚異的なコンバージョン単価(CPA)を叩き出しているアカウントが少なくありません。

CV単価数十円もめずらしくない

業種にもよりますが、獲得単価が以前では3,000円台だったコンバージョン単価が、低いものだとP-MAX導入後、数十円というアカウントもめずらしくありません。

以前では考えられなかったような数字が達成できているという部分が、過去1年前などと比較して大きく変わってきた点ではないでしょうか。

先日Googleの方にお聞きしたお話ではアメリカ マウンテンビューのGoogle本社からも今後P-MAX キャンペーンに注力していくという明確なお達しが来ているそうです。

ランディングページさえあれば、あとはCVの自動化?


ゆくゆくはGoogleがP-MAXで何をを目指したいかと言うと、「広告主の最終ページ URL さえあれば、あとは広告アカウントが自動的にちょうどそのページに合う見込み客を探してくれて、そこからコンバージョン獲得もしてくれて、コンバージョン獲得がどんどん最大化し、目標コンバージョン単価が裏側で設定され、目標費用対効果なども自動的に最適化していくという世界を目指している」という話が印象的でした。

つまりは広告のランディングページさえきちんとしたものを作れば、あとは勝手に広告アカウントがAIや機械学習を駆使して、見込み客を見つけてくれるという状態です。

素晴らしいですね。

ただ、もちろんそれはそんなに簡単なことではなく、そもそも「どういう客層をターゲットにするのか?ターゲットの中でもどういうセグメントが重要なのか?またランディングページでは何をどのように誰に向けて、どれぐらいの長さでどのようなコンテンツを表示し、コンバージョンのポイントはどうするのか?」などはまだまだ人間の仕事ではないかと考えております。

このあたりのターゲットや訴求内容、LPでのコンテンツ、LPの機能などの前提が盤石になっていればより一層獲得単価が低く広告経由での目的達成に繋げられます。

この辺りは広告主様になる事業会社様にて見えている部分と広告としての届け方、訴求方法やコンバージョンポイントをどう設計するか?などはやはりデジタルに強い人材と組むことで最も高いパフォーマンスが出せるポイントではないかと思います。

今後どのくらいのタイミングでそのような最適化が現実化してくるのかは、まだ未知数の部分ではありますが、以前にも増してアカウントそのものの運用というよりは、全体設計が重要になるということは間違いなさそうです。

本日は以上です。