企業のInstagramアカウント運用についての基礎知識

Instagramアカウント運用の基礎

以前から企業様の間でも活用されているInstagramですが、、依然として徐々に企業アカウントが増えている印象です。

 
 

中には、インスタユーザー層とはマッチしなさそうな分野でも積極的にInstagramを取り入れているほど、多様化して、すでに飽和しているのを実感しています。

 
 

しかし「効果的なInstagramの活用」という側面においてはまだまだ発展途上という状況の企業アカウントも多数という状況も見て取れます。

 
 

では、効果的なInstagramの活用とは?!という点でいきますと本1冊分くらいの内容になりますので、ここでは押さえておきたい基本形を記載させていただきます。

 
 

基本を押さえることで、再度立ち返って既に基本マスターされている方は再確認のために、これから運用をもっと頑張っていきたい方は運用知識としてお使いいただければ幸いです。

 
 

改めてInstagramの特徴

言わずと知れたInstagramですが、簡単におさらいをしていきます。

 
 

  • 月間 4億人以上のユーザー数
  • 1日あたり8,000万枚の画像が投稿されている
  • 1日あたりののいいね!数は35億回
  • ユーザー層は65%が女性で、かつ年齢34歳以下が71%を占める
  • そして年齢のボリュームゾーンは18-24歳で全体の33%にものぼる

つまり、若年層の女性に特に人気のSNSであることは周知の通りです。

 
 

また、Instagramのポイントとしては「拡散機能が無い」ということも大きな特徴では無いかと考えられます。投稿から外部サイトにリンクを貼れないので、アプリ内の滞在時間が長いというのも特徴です。

 
 

また、Instagramでは他のSNSと比べて、いわゆる「自撮り」にネガティブなイメージがつきにくく、自撮り系の画像でも歓迎されやすいため独自の世界観の演出をしやすいという面もあります。

 
 

Instagramの投稿時はハッシュタグをつけることが超重要

そんなオリジナリティ溢れるSNSですが、投稿の際には必ずハッシュタグをつけましょう

 
 

ハッシュタグを複数つけることで、いいね!やコメント、フォローの可能性が広がります。

 
 

何個くらいのハッシュタグをつけるのが良いか?ですが、アカウントを成長させフォロワー数を増やしていくためには投稿毎に10個前後のハッシュタグをつけることがベターです。

 
 

ハッシュタグの種類

ハッシュタグは自由に追加できるので、時々の思い付きなどで決めるということもできますし、予めハッシュタグ候補一覧を作成しておいて、投稿のテーマ毎にハッシュタグを分ける、という運用も可能です。

 
 

ハッシュタグの候補としては以下のように分類できます。

 
 

カテゴリーやテーマ、状況 よく使われている一般的な内容や学科、分野などが該当します。その他企業毎の固有のテーマを用いることで、オリジナリティを演出することも有効となります。
ひとりごと、本音 より共感を生むことができる「感想」や「気持ち」をハッシュタグで表した例です。投稿本文よりもハッシュタグの方が視覚的に目立つため、この部分でハートフルな面を表現していきます。
コミュニティー #◯◯部 #◯◯会 など企業様固有の集まりやコミュニティー、学内での自然発生的な集団もどんどんハッシュタグ化して投稿に乗せることで、多様性をPRできます。
絵文字 絵文字のハッシュタグも作成可能なので、上記のようなハッシュタグに感情を乗せたり、可愛く表現することに有効です。

このようにInstagram投稿時にどのようなハッシュタグをつけて、どのようなInstagramユーザーに見つけてもらいたいか?というのは方針を決めておくのがお薦めです。

 
 

企業でInstagramアカウントを活用する目的

実際のところ、Instagramを継続運用しても目に見えてターゲット募集に効果テキメン!という状況にはほぼなりません

 
 

これは、そもそもInstagramというSNSの性質によるところで、「地道なターゲットとの交流」という側面が強いという点があります。

 
 

そのため、獲得に向いているわけではなくブランディング寄りのツールとなりますので、そのことを念頭において運用することで余裕も生まれてくるのではないでしょうか。

 
 

企業アカウントのInstagramページを訪問したユーザーにどんな気持ちになってもらいたいか?というテーマを明確にしておくことで、投稿内容のブレも抑えられます。

 
 

例えば盛り上がっている企業主催イベント投稿を見て「行ってみたい」「みんな楽しそう」「この人たちに加わりたい」というモチベーションがやはり主となりますね。

 
 

つまり、信頼や評判の獲得という点に特化することになるのでダイレクトなコンバージョン獲得には向いていないコミュニケーションツールだと言えます。

 
 

また、あまり企業アカウントでは実施されておりませんが、Instagramでは積極的にいいね!やコメント、フォローをすることが、フォロワーの増加につながってきます。その為、ユーザー層がマッチするターゲットアカウントへのいいね!やコメントを競合が実施していない場合、アドバンテージがあるかもしれません。

 
 

以上、本日は企業アカウントのInstagram運用の基礎についての話題でした。