1回も表示されていないキーワードは削除しましょう

まだ1度も表示すらされていない広告キーワードが大量に残ってませんか?

3週間以上、広告を配信している検索キャンペーンで、1度も表示されていないキーワードが大量にある場合は、それらのキーワードを1度すべて停止するのがおすすめです。

なぜなら、最近はどのアカウントも機械学習ベースの入札戦略を使用しています。

そこで、予算規模に対して、キーワード数が数百、数千件など多く登録されていると、キーワード毎に機械学習による最適化が行われるのに非常に膨大な時間がかかってしまいます。

そのため、結果的に表示されにくいキーワードが多いと最適化にも時間がかかってしまい、CV獲得が遅れます。CV獲得が遅れると、想定クリック率も下がり広告ランクも下がります。

さらにCVがとれない期間が長く続いてしまうので、表示回数が少ないキーワードは基本的に削除、一時停止をしておくのがベストです。

そのように表示機会が一定のボリュームで存在するキーワードでかつ部分一致を活用することで、CVキーワードの学習、新しい検索語句でのCV検索語句の発見、機械学習がはかどります。

運用開始時点ではキーワードを広めに取ることも重要

とはいえ、最初はどんなキーワードでクリックが高いかを見るためにも、広めにキーワードを取るのが重要となるケースもございますので、一定期間キャンペーンを運用する中で、予算規模に合わない大量の非表示キーワードを停止していく、というプロセスになります。

たとえば、1ヶ月の検索キャンペーン予算が30万円に対して、1度も表示されていないキーワードが数百パターン存在する、というケースも上記のような対策が必要になります。

商材特性として、キーワードが完全一致、あるいはフレーズ一致しか利用していない場合だと少し趣向が異なります。

たとえ検索ボリュームが少ないキーワードでも部分一致以外のマッチタイプで大量なパターンで表示させることが重要なアカウントの場合は、このケースに当てはまりません。

このようにアカウントの特性や目標によって判断が異なることがありますが、基本的には表示されないキーワードは非表示にしておく、というスタンスがおすすめとなっております。