どの企業においてもコンテンツマーケティングは基本施策の一環として当たり前の時代になりました。
いかにコンテンツマーケティング(自社の製品PR情報をあらゆる確度からオンライン上に発信すること)をすることによって、コストを掛けずにでウェブサイトに集客ができるか。
これを日々積み上げているマーケティング担当の方も多いのではないでしょうか。
ただ、このあたりは当然工数もかかりますし、実際にはほとんどの中小企業ではWEB専門の人材が不足しているので、兼業でインターネット施策も担当されている方がほとんどです。
実際、わかってはいても会社として、あるいは文化としてなかなか発信が継続できていないというようなお話をお聞きすることも多くございます。
そんな中で本日お伝えさせていただきたいのは、企業のブログや情報発信においても音声で入力をするということが、非常に重要な時代になってきた。ということになります。
そもそもコンテンツマーケティングというのはインターネットの黎明期からずっと続けられてきた数少ない、希少な施策です。
変化の激しいインターネット時代において、その時々や時代の流れでバズワードがもてはやされては、消えるという現象を繰り返しています。
そしておもしろいことに、実際には似たような機能なのに全く新しい見せ方でマーケティングフレームワークやツールがリリースされたり、何かと話題に困ることはありません。
しかし、一つお伝えできることとして、コンテンツマーケティングは今後も基本施策であり続けます。
たとえ検索エンジンそのものが AI技術のさらなる実装により、人間が書いた文章の集合体から AI が要約したコンテンツを自動表示するという時代になったとしても変わらないでしょう。
あくまでも人間が書いたコンテンツというのは、今後もインターネット上に半永久的にアーカイブされていきますし、その集合体が集客資産になり続けます。
少し話が脱線してしまったので、戻したいと思います。
その中で重要になってくるのは、やはりコンテンツを制作するスピードという所になります。
このコンテンツを完成させるスピードとして、まだまだパソコンにキーボードでテキスト入力をしているという担当者の方が多かったのが実態ですが潮目が変わってきました。
具体的には、リモートワークの時代になって自宅で仕事をするというような環境も一般的になったことが上げられます。
個人が自宅にいながら音声で発信したものを、自動的にテキスト化してその内容の体裁を整えてブログや発信にするといった方法がより一般化されているようです。
自宅であれば、周囲に気を使う必要がないので、より自由に考えをアウトプットできるので、コンテンツの質的な変化も出てきやすいと考えられます。
実のところ、音声入力に関しては2016年頃から徐々に盛り上がりを見せてきていて、その頃からユーザー体験としての「音声」は日本でも増加し続けています。
同時期にアメリカではすでに通常のテキスト入力での検索以上に音声検索についてのカンファレンスの方が盛り上がっていたという背景もあります。
その辺りも、このタイミングで非常に一般化されてきているので、音声入力をコンテンツマーケティング制作の重要なツールとして当たり前になってくるでしょう。
そのようにして、コンテンツを蓄積した後に、それが広告施策としても生きてくるというような側面もあります。
もしまだ音声入力を企業文化として取り入れていないというようなご担当者の方がいらっしゃいましたら是非一度、少しづつ始めてみるのがおすすめです。
本日は以上です。