ランディングページの重要性とよくある改善点について

 
 

インターネット広告が様々な集客のチャネルとして有効活用されています。

 
 

しかし、広告文そのものが良くてもランディングページが良くない、といったケースやランディングページは良いが、広告でその魅力を伝えれていないというように、どちらかだけが良いというようなアカウントもしばしば見受けられます。

 
 

特に仙台界隈ではランディングページの工夫が足りていなく、もったいないと感じることも度々ございます。

 
 

ユーザー視点で考えると、広告文もランディングページも申し込みに至るフォームも、全て一体化された体験ですね。

 
 

そのためユーザーの検索語句から、それに対する広告文を表示し、クリックからのランディングページでの申し込み、これらの体験がすべてつながっていることが重要となります。

 
 

具体的に改善が必要な例を見ていきましょう。

 
 

以下、良くあるランディングページの失敗例です。

 
 

フォームが別のページになっている

 
 

最近ではテクノロジーの進化により便利なのが当たり前と言う世界の中でほとんどのユーザーは暮らしています。

 
 

オンライン行動において、ユーザーは以前にも増して面倒なことと言うのを極力避けたがるようになりました。

 
 

数年前まではランディングページで、フォームが別にあるというのも一般的でしたが、可能な限りランディングページの中に問い合わせフォームを表示するというのが非常に重要なポイントになってきます。

 
 

実際のところ当社内でも、8割以上の例で、ランディングページの中に申込みフォームが存在する方が、問い合わせ獲得率コンバージョン率というのは大幅に改善すると言う結果が出ています。

 
 

入力フォームの項目が多すぎる

 
 

入力フォームに所要時間が10分以上かかるような内容だったり、必須属性の入力項目が多すぎる、わかりにくい場合にはコンバージョン率は大きく減少する要因の1つになります。

 
 

入力フォームを最適化するだけでも、コンバージョンの獲得率が大幅に上昇する可能性がありますので、改善の余地がある場合は優先的に改善をしていきましょう。

 
 

そもそも申し込みを獲得するためのコンバージョン獲得とは、ECサイトでなければリードを獲得する、つまり見込み客を獲得する目的のものがほとんどです。

 
 

それであれば最低限必要な入力項目だけを表示するのがトレンドとなっており、ユーザー体験としても好ましいでしょう。

 
 

ランディングページなのに申込先のリンクがわかりにくい

 
 

様々な事情でランディングページ内にフォームを表示できない場合もあります。

 
 

しかし、残念なことに広告で費用をかけてアクセスを集めているランディングページなのに申し込み先がわかりにくいページも多く存在しています。

 
 

特に東北界隈ではこのようなページがまだまだ多く見受けられますので、この辺を改善するだけでもコンバージョン率を劇的に向上すると言うケースもあるのでぜひまだの方は取り組んでみましょう。

 
 

ランディングページなのに魅力がほんの1部しか記載されていない

 
 

ランディングページは実際の売り場で見れば最重要になるような部分です。

 
 

1つのランディングページに遷移する仕様であってもユーザーの環境ごとにそのニーズは様々です。

 
 

例えばスーツケースの販売サイトであれば、機内持ち込みが可能なスーツケースを探しているユーザー、ビジネスで多用するので軽さ重視で探しているユーザー、デザイン重視のユーザーなどニーズは様々です。

 
 

そのためランディングページでは考えられうる魅力を整理して、分かりやすくユーザーのストレスにならないように組み立てると言うのが基本設計です。

 
 

しかし、載っている情報が少なすぎたり、簡素なものすぎたり、デザイン性や視認性が低いというケースもあります。

 
 

本当にランディングページで魅力が伝えきれてないようになっているかどうかと言うのをチェックしてみましょう。

 
 

魅力を伝えきると言う点においてはある程度の長さをが必要になってきます。

 
 

例えば短めのランディングページであっても、PCのスクリーンで見たときに10,000px程度は少なくとも長さとして必要な目安と考えても良いでしょう。

 
 

本当は専用のランディングページを作るべきなのにサイト内の既存ページを転用している

 
 

広告の遷移先ページは必ず広告専用のランディングページでなければいけないということはありません。

 
 

サイト内の既存ページを「取り急ぎのランディングページ」とするのは広告費が有効活用できない要因になりますので避けていきましょう。

 
 

既に存在するページだから、とりあえずここにランディングさせよう、という発想は広告の費用対効果からすると、マイナスになることもあります。

 
 

広告を経由して訪問するユーザーのニーズを満たしているか?を、一定の基準を設けて考えることが重要となります。

 
 

広告文とランディングページの内容にズレがある

 
 

広告経由で遷移させたランディングページのメインビジュアルで、広告との内容にズレがある場合、ランディングページとしてうまく機能しない可能性があります。

 
 

広告として表示させたい商品メニューがいくつもある場合、それぞれの細かなニーズに対応するランディングページを作成することも検討していきましょう。

 
 

最初からインターネット広告にそこまで予算をかけられない場合は、最も反響が期待できる商材のみ広告露出するということも有効になってきます。

 
 

ページの表示速度が遅い

 
 

サイトの制作方法やサーバー環境によってページの表示速度は左右されます。

 
 

そのため、ページの表示速度を完璧にするために工数がかかりすぎてしまう、という場合に表示速度を最速にするというのは現実的ではありません。

 
 

そのため、「可能な限り表示速度を高める」というのが、広告のパフォーマンスを高める有効な施策になります。

 
 

具体的には、画像のファイルサイズが重たい場合は可能な限り軽量化して圧縮させる、画像の拡張子も可能な限り軽いものにする、読み込みに時間がかかるリソースは非同期にして読み込むなど、Googleのpagespeed insightsを活用していきましょう。

 
 

本日はランディングページ改善の例についてご紹介させていただきましたが、実際には個別に企業様毎により細かな課題をクリアしていくことになります。

 
 

今のランディングページで問題ないか?と疑問がある場合は、お気軽にお問い合わせいただき、当社にて調査させていただくことも可能となっております。