画像だけのランディングページは広告の流入先として成立するかどうか

こんにちは。インターネットマーケティングは広く一般的にはなっています。

 
 

ただ、個人同士の認識については差異がある場合も少なくはありません。

 
 

そのため、同じ用語を使っていたとしても、その意味するところは実は様々で共通認識が取れていないということは実際によく起こりがちなことです。

 
 

そのため細やかにフォローをして必要に応じて対策をしていくというのが前提の考え方になってきます。

 
 

もちろんそういったマーケティングを任せられる人に一任するというのも有効な手段のひとつです。

 
 

今日は最近少しあったお話の中で画像主体のランディングページは広告の流入先として成立するかどうか?

 
 

このお話をしてみたいと思います。

 
 

結論から行くと画像主体のランディングページでも広告の流入先として成立はします。

 
 

ただデメリットとメリットの両方があるので、あらかじめそのメリットとデメリットを理解した上でそういった施策を実施することの方が良いでしょう。

 
 

まず、話の方向性をあわせるために、画像主体のランディングページとは「ページ内に表示されている要素がほとんど画像だけで構成されているページ」になります。

 
 

例えば、ランディングページ内の文字情報や製品説明文などの情報もテキストではなくほぼ全て画像で表示されているパターンのページですね。

 
 

※広告に関する一般的な内容を記述させていただいております。実際には掲載先の媒体によって評価基準が異なりますので、あらかじめご了承ください。
 
 

画像ランディングページのメリット

 
 

では画像主体のランディングページのメリットから見ていきたいと思います。
 
 

  • 表現が自由
  • 納期が短く済む
  • スピーディーな施策に向いている

 
 

メリットとしてはやはり画像主体なので表現が自由である、ということと短い納期で完了できるということがあります。

 
 

そのためスピーディーな施策としては、画像主体、あるいはほぼ画像オンリーのランディングページというのも無くはありません。

 
 

画像ランディングページのデメリット

 
 

主に以下の2点があります。

 
 

  • 広告との関連性の問題
  • 後から細部の調整に工数がかかる可能性

 
 

デメリットとしては画像ランディングページの場合、検索エンジンがそのページが何を表しているかということは認識することができません。

 
 

つまりランディングページを制作してもクローラーがサイトをクローリング(サイトの情報をデータ化すること)しても、ほとんどの情報が画像であるために、該当のLPが何のページなのか?を認識をすることができない可能性があります。

 
 

もちろん、ランディングページである以上は自然検索ではなく広告からの流入が一般的なので、自然検索のことは考えなくても良いケースも多々あるでしょう。

 
 

しかし広告においては特に検索検索結果に表示される広告では、品質スコアというものが重要になります。

 
 

品質スコアとは簡単に言うと広告クリエイティブとランディングページの関連性のことです。

 
 

例えば、金華さばの缶詰の情報をユーザーが探しているときに広告を表示している場合に、ランディングページがサンマの煮付け缶詰のランディングページだったとします。

 
 

この場合はユーザーが広告クリエイティブをクリックしても求めている情報ではないため、品質スコアも下がります。

 
 

これは非常にわかりやすい例ですが、このようにキーワード、広告文、ランディングページの内容が全て一致しているということが理想ではあります。

 
 

ただ実際にはお客様の予算や工数、納期の問題など複合的な課題がありますので、必ずしもそうしなければいけないということではありません。

 
 

またランディングページは必要に応じて、都度部分的な修正や追加をしていくということが必要になります。

 
 

ここでもやはり、画像ランディングページですと、その都度画像自体を変更しないといけなくなるので、後からの工数が多くなるということも念頭に入れておきましょう。

 
 

その反面、テキストや画像などを組み合わせてバリエーションの高いコンテンツで構成されているランディングページの場合は、テキストの一部分だけを修正したり、後からでも装飾を変えたり、あるいはコンテンツを追加したりという作業が容易になります。

 
 

そのため、中長期で考えるならやはり細部の設計をされているランディングページの方が優秀であると言えます。
 
 

使用するランディングページが表示されるネットワークの違い

 
 

ランディングページをどのような広告戦略で使うか?によってもランディングページの必要な構成というのは変わってきます。

 
 

例えば先に述べた通り、検索結果に表示されるランディングページであれば可能な限りテキスト情報はテキストで記載するほうが望ましいです。

 
 

これは先程のとおり、検索キーワードとの関連性が影響するからということになります。

 
 

そうではなく、ディスプレイネットワークを主体に展開するランディングページでしたら必ずしもそうとは限りません。

 
 

ディスプレイネットワークに表示される広告の品質スコアというものはページの関連性ではなく、主に「ターゲティング」によって決まります。

 
 

つまりターゲティングの方が重視されますので、ランディングページに多くの工数を掛けるということはそこまで意識しなくても良いでしょう。

 
 

あくまでも、ランディングページというのは作って終わりではなく、作った後に運用してから価値を発揮させるための道具になります。

 
 

目的に応じたランディングページ作成を心がけていきましょう。