vCPM[Viewable Cost Per Mill]

vCPMはビューアブルコストパーミルの略です。

 
日本語にすると「視認範囲のインプレッション1,000回あたりの単価」となります。

 
従来ではCPMという指標が一般的に用いられており、単純に広告1,000回表示あたりの単価を指しています。

 
この指標の場合、インターネット上で閲覧しているページで広告がロードされたタイミングで1回がカウントされます。

 
たとえば、ページの下部に広告枠があって、ユーザーがメインビジュアルまでしか表示せずにページを移動した場合のように実際に広告が表示されていなくても1回のカウントがなされます。

 

これに対抗する新しい手段としてvCPMが用いられてきたという経緯があります。

 
vCPMは実際に広告が表示されたかどうかを基準にカウントされます。たとえばGoogle広告での視認範囲のインプレッション単価の定義は「広告の半分以上が1秒以上表示された」ときに1インプレッションがカウントされます。

 
現在、ほとんどのメジャーなインプレッション課金形態を取り扱う広告媒体ではvCPMが採用されておりますが、今後出稿する媒体でのCPMの定義を念の為確認しておくのも良いでしょう。